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Absolute Secure Access クライアント (Windows版) 2つのクライアント
Secure Access クライアント Ver.12.50 以降では、Windows向けに2種類のクライアントが提供されています。(※注:Ver.12.70よりも以前のクライアントは、オンラインヘルプなどのドキュメントでは旧称のまま「Mobility クライアント」と表記します。)
- Secure Access クライアント
- Secure Access クライアント with Resilience
「Secure Access クライアント」は従来通りの通常版クライアントです。もう一つの「with Resilience」という名前のクライアントは、Ver.12.50で新登場の『自己修復』機能が追加されたクライアントです(Windows 10 の 64 ビット版のみ対応)。
※Windows 11 向けの with Resilience は将来バージョンで対応予定
ご利用にあたっては注意点がありますので、下記の「よくある質問」をご確認ください。
よくある質問(Secure Access クライアント with Resilience)
Q1. Resilience機能とは何ですか?
Resilience (レジリエンス)とは「回復力」や「弾性(しなやかさ)」を意味する言葉で、Absolute Softwareが提供するソフトウェア自己修復テクノロジーの機能名称です。
「with Resilience」版のクライアントをインストールすると、NetMotionの親会社であるAbsolute Software Corporationのエージェントソフトウェア「Absoluteエージェント」も同時にインストールされます。
Absoluteエージェントの端末管理機能によって、自動的にMobilityクライアントの正常性を監視して破損を自動修復する『自己修復』機能が働いて、Mobilityクライアントを常に正常な状態に保ちます。
Q2. Absoluteライセンスが必要になるのですか?
いいえ。「with Resilience」版クライアントの利用にあたっては、追加のAbsoluteライセンスの購入は一切不要です。
Q3. 必要な通信ポートについて
Absoluteエージェントはクラウドベースで自動的に管理されます。エージェント設定の自動配布およびアクティブ化のために、デバイスからAbsolute Software Corporationのデータセンター(米国およびカナダ)への疎通を確保する必要があります。通信初期のネゴシエーションは公開鍵暗号方式で保護され、さらに、すべてのデータ転送はさらに追加の鍵交換による暗号化を適用した上で送受信されます。すべての送受信データは、ポート80を経由する場合も含め、暗号化で保護されます。必要な通信先に疎通できるように、デバイスのファイアウォールなどを適切に設定してください。
【必要な通信先とポート番号】 ・通信先: *.namequery.com および *.dnssearch.org ・宛先ポート番号: 80, 443, 11364
Q4. 収集される統計情報について
Absoluteエージェントは匿名化された使用統計情報を収集します。
収集されるデータ項目は下記の通りです。
(2022/04/01現在。最新情報および詳細はMobility管理者ガイドをご確認ください。リンク先は英語の場合があります)
大項目 | 収集されるデータの例 | データ収集の目的 |
BIOSパーシステンス | デバイスのモデル番号やメーカー名など | 「with Resilience」クライアントのアクティベーション(有効化)およびディアクティベーション(無効化)のために必要です |
デバイスの詳細情報 | コンピュータ名やデバイスシリアル番号、HDDシリアル番号、MACアドレスなど | Absolute Softwareがデバイスを識別する際、および、ハードウェア変更によって自己回復が必要になったことを検出するために使用されます |
デバイスの統計分析 | BIOSバージョンやOSプロダクトキーなど | 多数のデバイスを匿名化した状態で統計分析する際に使用されます |
ネットワークの情報 | デバイスのローカルIPアドレスやリモートIPアドレス | 自己修復用のインストーラーや端末設定配布などで、Absoluteクラウドと通信する際のパケットヘッダーに格納されます |
健全性モニタリング | Absoluteエージェントのバージョンや稼働状態など | エージェントソフトウェアの状態監視のために収集されます |
Q5. インストール方法について
通常版の Secure Access (Mobility) クライアントと全く同じです。インストール後は端末再起動が必要です。
Q6. アンインストール方法について
通常版の Secure Access (Mobility) クライアントと全く同じです。Windowsコントロールパネルや「Windowsの設定」の「アプリの追加削除」からアンインストールしてください。アンインストール後は端末再起動が必要です。
Q7. Mobilityサーバーの互換性について
「with Resilience」のクライアントは、日本国内で過去にリリースされたすべてのバージョンの Secure Access (Mobility) サーバー(Ver.11.x, Ver.12.x, v13.x)と互換性があります。
Q8. 詳細情報はどこに記載されていますか?
Mobility Ver.12.70の「Secure Access管理者ガイド」をご覧ください。リンク先は英語の場合があります。
Q9. 必要なサーバー環境について
Secure Access (Mobility) サーバーなどのオンプレ構築、および、クラウドサービスの利用については、Absolute Software株式会社(NetMotion担当)、または、Absolute(NetMotion)の販売パートナー各社までお問合せ下さい。
ダウンロード
上記の「よくある質問」をお読みいただいた上でご利用ください。
※通常版のSecure Access (Mobility) クライアントはこちらからダウンロードいただけます。
オペレーティングシステム | ダウンロードリンク (EXE形式) |
---|---|
Windows 10 (64ビット) |
Version: 12.72.01279 Version: 12.53.27705 |
Windows 10 /11(64ビット) |
Version: 13.50.7034.0 |
- Windows 10 (64ビット) (with Resilience) MSI形式 12.72.01279 12.53.27705
- Windows 10/11 (64ビット) (With Redilience) MSI形式 13.50.7034.0
関連情報
ブログ: Absolute、先進的な自己修復ゼロトラストプラットフォームをWFA (work from anywhere) 環境に提供
変更履歴
・Ver.13.50 がリリース (2024/09/09)
・Ver.13.07 がリリース (2024/04/02)
・Ver.13.04 がリリース (2023/11/13)
・Ver.13.02 がリリース (2023/09/04)
・Ver.13.00.13699 バージョン番号の訂正 (2023/07/14)
・Ver.13 がリリース (2023/07/12)
・Ver.13 のリリースに向けて更新準備中 (2023/07/03, 2023/07/07)
・Ver.12.53.27705 Windows 10/11 EXE版とMSI版を再表示 (2023/02/09)
・Ver.12.72 がリリース (2023/02/09)
・Ver.12.70 がリリース (2023/01/12)
・製品名がSecure Access に変更 (2023/01/12)
・Ver.12.53 がリリース (2022/08/18)
・Ver.12.51 がリリース (2022/05/30)
・このページの初版を公開 (2022/04/04)